共働き家庭での夕食の悩み。
とくに正社員やフルタイムで働いている主婦の方は、
「今日の晩御飯はどうしようかな・・・」
と、毎日のように頭を悩ませていることと思います。
仕事が終わってからでは → 夕食を作る時間も無い
疲れて帰ってきてからでは → 夕食を作る気力も無い
旦那が何もしないから → 忙しくてしょうがない
そんな苦痛を感じながらも、何かしら夕食は用意しなければなりません。。。
ただそれが子供のためと思えばキツくても我慢できると思いますが、夫婦2人の生活ならどうでしょう?


我が家では2人の子供はもはや社会人となりそれぞれ自立した生活をしています。
子育て中は育児・家事・仕事と、妻は大変な思いをしながら毎日を忙しく過ごしていました。
でも、今となっては夫婦2人。環境は当時から一変しています。
その結果、
「仕事で疲れて帰って来てから、そんなに手の混んだ料理なんてしなくて良いんじゃない?」
「2人だけなんだから、何でも良いんじゃない?」
そういった考えに変わりました。


忙しくてご飯が作れない共働き夫婦の
夕食の実態はどうなのか?
どんなことが問題となっているのか?
を見ていけば、夕食が作れないのなら無理しなくても良いといった考えも有りかなと思います。
そんな時は私達のように便利なサービス を利用するのも1つの方法ですよ^^
共働き夫婦の夕食 実態調査から傾向を見る
夕食をほぼ毎日作っている家庭は約7割
共働きで毎日夕食を作っている家庭はどれくらい?
参考となるアンケート結果があるのでそれをもとに皆さんの傾向を見てみましょう。

上の表は宅配弁当のパイオニア的な存在であるタイヘイ株式会社が「30~50代の共働き夫婦の女性」に対して行った調査結果です。
アンケートから7割の方は忙しい中でもほぼ毎日夕食は自分で料理していて、3割の方は週3~4回かそれ以下となっていることが分かります。
ただ、ここにはお子さんがいる家庭も含まれているので、我が家のような夫婦2人暮らしに限ると料理していない方はもっと多くなると考えられますね。

どの程度の料理?どこまでを手料理と考える?
共働き家庭の7割はほぼ毎日夕食は自分で料理するとのことでしたが、どの程度を料理したと考えているのでしょう。
出来合いのソースを使って野菜を炒めるだけとか、鍋の素を使った鍋料理とか、下味が付いた肉・魚を焼くだけとか・・・ 手料理と言うには微妙なものもあります。

上の表は株式会社クレハの「共働き夫婦の食卓環境の変化に関する調査」のアンケート結果です。
冷凍食品や惣菜をアレンジした料理や、出来合いの具材を乗せて作っただけの丼ぶりも半数の方は「手料理といえる」「手料理に近い」と回答していることに少し驚き。
要はレンチンのみで終わらなければ料理として見なされるところがあるようです。

共働き夫婦の夕食問題 ありがちな5つのパターン
時間が無いから料理が雑、同じものの繰り返し
仕事が終わり5時や6時に帰って来ても正直料理する時間はあまりありません。
一息つく暇もなく急いで作っても雑になりますし、美味しいとは言えない料理になる場合も多いです。
結果、手の込んだものが作れないので簡単に作れる同じ料理の繰り返しになりがち。
”またコレ・・・”って思われても作る側はつらいですよね。
料理が苦手、不味いと言われる
もともと料理下手な人が短時間で美味しいものを作れるわけはありません。
それでも頑張って作って”不味い”と言われてはやる気も失せてしまいますし、我慢されても気分悪いです。
そんなことから料理するのはやめて出来合いの料理や惣菜を利用することが多くなってしまいます。
毎日旦那さんが美味しい料理を作ってくれるなら良いですけどね。
旦那が後片付けをしてくれない
苦労して作って後片付けも自分。
食べるだけで後片付けをしてくれない旦那さんにはイラッとくるでしょう。
疲れているのはお互い様なんだから、せめてそれくらいはして欲しいですよね。
夕食を食べる時間が違う
会社勤めをしていればお互い帰りの時間は違ってきます。
手の込んだ料理を作っても旦那さんの帰りが遅くては一緒に食べれないですし、後から用意するのも片付けるのも二度手間に感じて面倒。
そんなことなら最初から食事は別々にしましょう! ってことにもなりがちです。
奥さんのほうが遅い場合はもはや自炊なんて考えられないと思います。
休みの日以外はあまり料理しない
仕事で疲れ帰りも遅く、もはや料理なんて作る気力すら起きない日も多いでしょう。
そんな事から休みの日以外はスーパーの惣菜や冷食などで済ます方も少なくないのでは?
我が家もこのパターンに近いのですが、さして不満は感じません。
ただ、多少食費が掛かるのがネックでありますが・・・
夕食が作れないなら無理しなくても良い3つの理由
適当に作っても美味しい料理は作れない
時間を掛ければ良いわけではありませんが、適当に作った料理がさほど美味しくなるとは思えません。
例えば、カレーなら具材を短時間お湯で煮るだけなのか、炒めてからしっかり煮込むのか。
唐揚げならタレを絡ませるだけなのか、しっかり下味を染み込ませるのか。
などなど、ひと手間加えることで料理はさらに美味しくなります。
とくに最悪なのは残った食材を適当にブチ込む料理・・・ 時間が無いからと言って分けのわからない料理を作るくらいならスーパーの惣菜のほうがマシかもしれません。
なんだかんだで無駄も多くなる
毎日の夕食を作るために色んな食材を買うと思いますが、効率良くないと思いませんか?
肉も野菜も何もかも量が多いほど割安に買うことができますが、夫婦2人には多すぎる。。。
結果、賞味期限が過ぎてしまったり、腐らせてしまうこともしばしばあります。
無理やり使って消費するくらいなら買わないほうがマシかもしれません。
4~5人以上の食事を作るのなら良いのですが、夫婦2人分となると無駄を感じることも多いです。
結果的には偏った食生活になる
バランスの良い食事を作るにはどうしても多くの食材が必要になりますが、それだけの食材を揃えるにはお金が掛かりますし、作るのにも手間が掛かります。
しかし、だんだん面倒になり同じような食材で同じような料理を作っていませんか?
これでは”栄養のある食事”とは言い難く、結果的には偏った食生活をしているとも言えます。
このような状況であれば、無理して料理しなくても良いのではと思います。
無理はしない。負担に感じるのなら休むこと
夕食の支度に負担を感じるのならば無理しないほうが良いです。
でも実際、共働きの主婦の多くは負担を感じながらも毎日頑張って食事の準備をしています。

上の統計は前項でもご紹介したタイヘイ株式会社の調査結果となりますが、
夕食の支度に非常に負担を感じているのは23.1%。
夕食の支度にある程度負担を感じているのは60.6%。
8割強の主婦が負担を感じながらも我慢していることが伺えます。
やがてそれは苦痛となり夫婦間の揉め事に発展しかねません。
けっきょくこれは旦那さんができない(しない)から負担になるわけで、平等に分担できていれば問題ないはずです。
旦那さんができないなら何か出来合いのもので済ませても良いんじゃないでしょうか。
仕事で疲れているのはお互い様。夕食の支度に負担に感じるのならたまには休みましょう。